就活がはじまった

今シーズンも就職活動が始まった。
今年は経団連が要請して就活の時期を３ヶ月程度遅らせるそうだ。
罰則は無い・・・守らない企業が出ることは目に見えている。
この手の話は過去に何度もあった。
特にリクルート事件は酷かった。
就活生は、周囲の状況をよく見て出遅れない様に

そんな僕も３０年少し前に就活を経験している。
自分の父親より少し若いくらいの、オヤジに面接で攻められるのが苦手だった。
そんな僕が平成になった頃からずっと大きいとは言えない企業の面接官をしている。もうお会いした方（面接）は２０００人を超えていると思う。

オヤジとの面接は、携帯電話やインターネット、ゲーム機で遊んだ、今の学生はもっと苦手にしているのではないだろうか。
会話のトレーニングをしないといきなりオヤジと渡り合うのは無理、日頃からアルバイトやボランティア等でオヤジ層とコミュニケーションすることをお薦めする。

今年は景気の回復から、例年に比べて広き門と言われている。しかし大手や人気企業は依然として厳しい。志望にもよるが山ほど落とされる。
今まで連続して自己のＮＧを出されたことのない学生がほとんどだと思う。相当ヘビィということです。「必ず内定をゲットする」という強い気持ちが必要です。

昨今は就職塾という物まで登場し、エントリーシートの書き方、面接の受け答えを教えるそうだ。それがしっかり自分のものになってなっていればよいが、付け焼き刃だとあっさり百戦錬磨の面接官に見抜かれ、逆効果になる。
最後はその企業（組織）に入り精一杯働きたいという真剣な熱意のアピールが大切だと思う。
若い人の熱意や希望は何事にも代えられず、組織の新しい力になるからです。